「1917 命をかけた伝令」 ☆8
びっくりした……
今回は、現在公開中の「1917 命をかけた伝令」を観てきました。
監督はサム・メンデス。「ジャーヘッド」、「007 スカイフォール」、「007 スペクター」などの監督です。
この作品は実話が基になっているようですね。
予告編から推されていたのは全編ワンカット、カットを挟むことなく長回しで同じカメラがずっと登場人物を追うということですね。
実際は全編ワンカットではありません。時間を飛ばすためにブラックアウトや編集はされています。しかし気になるものではありませんし、カメラはずっと主人公と共にいます。
youtubeにメイキング動画がありましたので見てみてください。
あらすじは、主人公とその友人の2人が戦地の前線にいる味方部隊に攻撃中止の命令を届けるというもの。
ずっと主人公たちをカメラが追いかけている形なので、引きの映像がないんですよね。主人公たちの行く道を先に見ることができません、彼らと同じタイミングで先に何があるのかが分かります。とても臨場感があります。目線が上下するので同じ場所にいると感じるほどではありませんが、それに近い感覚を味わえます。良かったのは音ですね、びっくりしました。あまり驚くことがない私ですが、びっくりして体が動きました。「ダンケルク」を思い出しました。
なので映画館で観るのが良いでしょうね。家のテレビでこの映画の良さは活かしきれないのではないかと思います。どの映画でもそうかもしれませんが、この映画はとくにそう感じました。
紹介を忘れましたが、主人公のスコフィールドを演じたのはジョージ・マッケイ。
登場した時に、あれ、見たことある、誰だっけどこで見たんだっけ、と考えてしまいました。
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で紹介しましたね。そうでしたそうでした。
ストーリーは単調なので面白みはないです。
ですがこの作品の魅力であるカメラワークが良い臨場感を与えてくれて楽しめます。
映画館で是非観てください。
今回は「1917 命をかけた伝令」を紹介しました。