「クワイエット・プレイス」 ☆8

 

 

良い緊張感。

良い愛。

 

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今回は今年5月に続編公開が決定している「クワイエット・プレイス」を紹介します。

昨日

「ミッドサマー」 ☆9 - 首を長くして書く

を観た時に続編の予告が流れました。リストには入っていたんですが、まだ観ていなかったのを思い出して、先ほど鑑賞し終えました。

予告を観る前は対人間のホラーものかと思っていたんですが、予告に化物が出てきたので対化物のホラーサバイバルものだとわかりました。

続編が出るだけあって当たりでしたね。面白かったです。続編が5月なので少し先ですが、楽しみに待ちたいと思います。

 

 

監督は、ジョン・クラシンスキー。

この物語は1つの家族しか出てきません。(+知らないおじいさん)

父をジョン・クラシンスキー。監督兼役者ですね。

母をエミリー・ブラント。この2人は「風立ちぬ」の吹き替えもやってるんですね。

娘をミリセント・シモンズ。素晴らしい演技でした。

息子をノア・ジュープ。「ワンダー 君は太陽」のジャックですね。

 

 

あらすじ

主演の一家が化物に気づかれず暮らす物語です。

 

 

感想

映画はすでに化物がいて、その中で生活しているところから始まります。

〜日目といったカットが入るのですが、物語が始まるのは85日目ぐらい。

化物は音に反応するので会話は手話、物音も立ててはいけません。

物語の序盤で何故音を立ててはいけないかが分かります。そして同時に緊張感が高まります。

この物語には目標がないんですよね。もちろん生き残るっていうことは大前提にあるんですが、例えば、目的地があってそこを目指しているとか。化物を倒そうとしているとか。探している人がいるとか。ここがポイントだと思っていて、結末には目標の兆しというか、物語が動き出すタイミングで終わります。

化物から隠れる中で家族愛も描かれていて、それがこの物語に味を出していますよね。目標がなくても物語に中身があるんですね、次はどうなるんでしょう。早く観たいです。公開前になったら見返したいですね。

 

ホラーサバイバルものですが、少し暖かい気持ちになれる映画でした。

 

 

今回は「クワイエット・プレイス」を紹介しました。