「グッド・ウィル・ハンティング」 ☆9
君は両親がいない
僕がこう言ったら?
”君のなめた苦しみはよく分かる
「オリバー・ツイスト」を読んだから”
どういう気がする?
僕にとってはどうでもいいことだ
君から学ぶことは何もない、本に書いてある
君自身の話なら喜んで聞こう
君って人間に興味があるから
今回は「グッド・ウィル・ハンティング」を紹介します。
監督は、ガス・ヴァン・サント。
主演は、マット・デイモン。彼は脚本も担当し、アカデミー脚本賞を受賞しました。
マット・デイモンはこのブログにもよく登場していますね。
と思ったら2つしか記事なかった。
「ボーン」シリーズ。「プライベート・ライアン」「インビクタス/負けざる者たち」「インターステラー」「オデッセイ」等、良い作品ばかりですね。どれも好きです。
「オデッセイ」もう一度観たいな。
同じく友人のモーガン役を彼の弟で「マンチェスター・バイ・ザ・シー」でアカデミー主演男優賞を獲得したケイシー・アフレック。
ウィルの恋人役をミニー・ドライヴァー。
ウィルのカウンセラー、ショーン・マグワイアを演じたのは、ロビン・ウィリアムズ。
今作でアカデミー助演男優賞を受賞しています。
MITの教授、ジェラルドをステラン・スカルスガルドが演じました。
あらすじ
ステラン・スカルスガルド演じる教授が廊下に数学の難問を出した。ある日黒板に正解の解答が書かれていたが、書いたのは生徒ではなかった。書いたのは大学の清掃員をしているウィル・ハンティングだった。教授は彼を見つけその能力を無駄にすまいとするが、彼は心を開かない。教授は学生時代の同級生ショーンに彼のカウンセリングを依頼する。
感想
観ている途中に、こういう映画を観ないといけないんだと思いました。観終わった後に自分の中に何かが残る作品を観ないと。
単純に言えばウィルの成長物語です。ショーンとの関わりを通じて少しずつ変わっていきます。ウィルは育ちがよくありません。過去に色々ありました。でも頭が良い。だから教授は彼を助けようとしたんです、教授の思うウィルの助け方は頭の良さを活かす道です。しかしウィルはそれを望みません、彼には簡単すぎるし、退屈すぎるし、何より頭の良さをひけらかすことを好みません。自分の殻が破れず苦悩するウィルがショーンや友人、恋人と過ごす中で少しずつ変わっていく様が魅力的で良い映画でした。
今回は「グッド・ウィル・ハンティング」を紹介しました。
今年観た映画をまとめています。