「MERU/メルー」 ☆7
今回は、「MERU/メルー」を紹介します。
ヒマラヤ山脈にあるメルー峰の”シャークス・フィン”ルートからの登頂を目指すドキュメンタリー映画です。
監督は、登頂を達成したジミー・チンと、エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ夫婦。
2008年と2011年の挑戦の映像を編集したものです。
感想
あらすじも何もないので感想から。
「The Dawn Wall」も物凄いものを観せてくれましたが、今回の「MERU/メルー」も凄かった。
登頂は成功します。感動的で大興奮でしたが、一番感じたのは、成功している人(生き残っている人)はきっと僅かなんだろうな、この成功の影で何人死んでるんだろうというものでした。それくらい命がけの冒険を観せてくれました。
2008年に惜しくも撤退、色々あって2011年にリベンジすることになるのですが、この間に事故があって、チームの1人が重体に陥るのですが、メルー登頂への執念で回復、登頂を果たすんですよね。ドキュメンタリーなので事実です。だから編集による変な盛り上げ方はしないんですよね。だからリアルです。成功も失敗も。
生きてるって実感できるんだろうな。
今回は、「MERU/メルー」を紹介しました。