2020年 ベスト映画トップ5

 

久しぶりの更新になりました。

再会します。

 

もう3月ですが、去年観た映画の中からベスト映画を5つ発表します。

去年の映画リストと一昨年のベスト映画はこちらです。

 

 

 

それでは発表していきます。

 

 

5 鑑定士と顔のない依頼人

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どういう方向の映画なのかタイトルだけでは分かりづらいかと思います。

ジャンルはミステリーで良いと思います。

 

作品を競売に賭けて欲しいとの依頼から、鑑定士は依頼人の元に向かうのですが、依頼人の姿が見えません。

依頼人は壁を挟んだ向こう側、姿は見せられないと言います。

鑑定士と依頼人のやり取りによって、お互いが変わっていく、結末は予想できませんでした。

 

よく作られています。予想でしかないのですが、伏線がいくつもあって、私はまだ2回しか観ていませんが何回観ても発見がありそうです。

 

アマプラにあります。

 

 

4 遠い空の向こうに

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Netflixから消えてた……

こういうことがあるから気になった映画は早めに観た方が良い。

 

遠い空の向こうに」は号泣しました。

炭鉱町で生まれた主人公(若いジェイク・ギレンホール)は科学に興味を持ち、炭坑夫である父親が反対する中、仲間たちとロケット作りを始めます。

 

炭鉱町に生まれ、当然のように町の中で生きていく、炭鉱町に生まれたら炭坑夫になることが当然というコミュニティーから外に出るというエネルギー。

ストーリーは王道です。先もある程度も分かりますが何の問題もないです。

 Netflixでも消えて、アマプラにもレンタルしかありませんが、観ることをおすすめします。

実話を基にしている映画です。

 

 

3 この世界のさらにいくつもの片隅に

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この世界の片隅に」に新しいシーンを追加したものになります。

タイトルと、戦時中の話というぼやっとしたイメージがある程度で観ました。

 

年月日が表示されて、段々と45年の8月に近づいていきます。

あれ、10年は西暦で何年だっけ、あとどれくらい時間があるんだ?と考えてしまいました。1945年は昭和20年です。

この演出はずるいなと思いました。

45年8月に向けてじわじわと時間が進む、映像ではのんびりしている場面が多いのですが、年月日が出ているので、いつ状況が変わるのかと静かな緊張感がずっと続きます。

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良い意味で観ていて疲れますが、また観たい作品です。

Netflixの配信は3月14日で終わるようです。アマプラにはあります。

 

 

2 チョコレートドーナツ

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ゲイのカップルが自閉症の少年と出会い、社会の偏見と闘う物語。

2021年に入って見直しました。結末が分かっていても見入ってしまいます。

生まれてきた結果、ゲイや自閉症だったというだけで生き辛い、

どうして、という疑問がずっと続きます。 

 

アマプラにあります。Netflixからはなくなってました。

 

 

1 わたしは、ダニエル・ブレイク

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これもNetflixから消えてた……(アマプラにあります)

 

長年大工として働いてきたダニエル・ブレイクは心臓を悪くし働くことができなくなりました。

補助を得るために役所に行くのですが、補助を得るためにはいくつか壁があり、簡単に取得できません。

ある日役所で、手続きに来ている親子と出会います。

親子との交流と、不利な状況に置かれた人、国の役割について描かれています。

 

舞台は日本ではありませんが、誰でも起こりうる病気、貧困の中で、国は何をしてくれるのか、何ができるのか、観終わると少し悲しい気持ちになりますが、とても良い映画です。

 

 

 

 

 

最後にトップ5に入らなかった作品を簡単に紹介します。

「縞模様のパジャマの少年」

胸糞映画でたまに挙げられていますが、終わり方が悲しいというだけで胸糞映画ではありません。

強制収容所の話です。

 

「ミッドサマー」

雰囲気がとても好きでした。

ホラー映画です。昔のヴァイキングの風習の残る村に、大学生たちが帰省して段々と取り込まれていくという内容です。

ホラーでは珍しく場面はほぼ日中です。

 

レディ・バード

大学受験を控えた女性の葛藤、家族との関わりを描いています。

 

「星の旅人たち」

息子を亡くした主人がサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路を旅するお話です。

そこで出会う、何かしらを抱えた人たちとの関わりと、旅路の美しさが魅力です。

 

「パッチ・アダムス」

実話を基にした映画です。

医者を目指すアダムスが、笑いを取り入れながら患者と向き合う。

Netflixにあったのですが消えてました。良い作品消えすぎ。

 

ヒトラーの忘れ物」

タイトルではなかなか観ようと思えない映画でしたが、勧められたので視聴しました。

結果、大当たりでした。

終戦後、デンマークに残された少年ドイツ兵たちが、ドイツの埋めた地雷除去をさせられるという内容です。

映像も綺麗ですし、緊張感もあります。

 

「風をつかまえた少年」

アフリカの貧しい地域に住む主人公が、科学に興味を持ち、劣悪な環境、周りの反対に立ち向かい、風車を作るまでを描いています。

 

「THE GUILTY」

この映画がトップ5に入らなかった理由は、私が途中で結末に気づいてしまったからです。

そうでなければトップ5に入るくらい良い映画でした。

前情報なしで観ることをおすすめします。

 

 

 

 

 

 

以上、2020年ベスト映画でした。