「星の旅人たち」 ☆9
人は人生を選べない
生きるだけ
宗教と人の信心深さは
何の関係もない
今回は、「星の旅人たち」を紹介します。
監督は、エミリオ・エステベス。
主人公の息子役、ダニエル・エイヴリーも演じました。
主演は、マーティン・シーン。
監督のエミリオ・エステベスは彼の実の息子です。作中でもダニエルの父親、眼科医のトーマス・エイヴリーを演じます。
眼科医のアシスタントのドリーを演じたのは、マーティン・シーンの実の娘、監督のエミリオの実の妹である、レネー・エステベス 。
ややこしいですが、
マーティン・シーン(父)、エミリオ・エステベス(息子)、レネー・エステベス(娘)が出演し、それぞれ
トーマス・エイヴリー(父役、眼科医)、ダニエル・エイヴリー(息子役、監督)、ドリー(眼科医のアシスタント)を演じました。
トーマスの仲間として
サラ(デボラ・カーラ・アンガー)
ヨスト(ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン)「ドラゴン・タトゥーの女」
ジャック(ジェームズ・ネスビット)「ホビット」
あらすじ
トーマスは仲間たちとゴルフを楽しむ中、電話を受ける。息子ダニエルの死を知らされたトーマスは、遺体を引き取るべくフランスへ向かう。ダニエルは、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路を行く途中、嵐に巻き込まれたという。トーマスは遺灰と息子のバックパックを手に取り、”2人”で巡礼路を行くことを決める。
感想
この旅がしたい。
最近こういう系の映画を観てますが、やっぱしたいんですよね旅。
日々退屈でね、このまま死ぬのかと思うと。
トーマスが道を行くと仲間ができます。
各々様々な思いを抱えた仲間4人と、最初は衝突しますが、旅が進むにつれて仲良くなるんです。自分の問題が、仲間といることで少しずつほぐれていくんです。ぶつかって柔らかくなる様子がわかります。
仲間のキャラも立っていました。ジャック登場時は過剰だなと思いましたが、少しすれば馴染みました。
トーマス親子が、映画なのにやけに似ているなと思ったんですが、本当の親子だったとは驚きました。娘も出ているとは。
あとは、歌が少し出てきます。最後の歌(多分最後)が印象に残ってます、場面と合っていてとても良かったです。
今回は、「星の旅人たち」を紹介しました。
今年観た映画をまとめています。