「ジェーン・ドゥの解剖」 ☆9

 

ミステリーホラーの傑作。

ホラー映画で久しぶりに怖くなった。

 

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ホラー映画の当たり、見つけました。

今回は「ジェーン・ドゥの解剖」を紹介します。

 

 

監督は、アンドレ・ウーヴレダル。

主人公は親子の2人。父親役をブライアン・コックス、息子役をエミール・ハーシュが演じました。ブライアン・コックス

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で声の出演をしていたんですね〜、面白い。

エミール・ハーシュは「スピード・レーサー」の主人公をやっていたんですね。

 

 

あらすじ

検死官をやっている親子の元にジェーン・ドゥ(日本でいう名無しの権兵衛)が届きます。解剖を始めると遺体から不可解な事実が次々と発見されます。2人は謎を解明するべく解剖を進めます。

 

 

この映画の雰囲気がとても良かった。

親子の関係がその雰囲気をうまく作っていましたね。

お互いを信頼していることが伝わってきます。

そんな2人が挑む解剖を行う過程で遺体に様々な疑問が生まれてきます、人の悪意、憎悪が気持ち悪いほど感じられて、だからこそミステリー要素が際立って観てる私を釘付けにしました。

解剖のグロテスクさ、ジェーン・ドゥの美(この遺体、美しいんです。)、親子愛、恐怖、それぞれが互いを補強し合うように成り立っていると感じました。

 

普通に怖かった。

ホラー映画を見慣れていると、あまり怖さを感じなくなるんですが、この映画は怖かったです。理由としては親子に感情移入できる点にあります。2人のキャラが立っていて、自分の中で好きなキャラクターになっているので2人の感じる恐怖も似た様に感じることができているのだと思います。ホラーとして怖がらせ方のパターンはオーソドックスなものでしたが分かっていても驚きましたし、良い緊張感を与えていました。

 

最後のシーン

車を運転する男のセリフなんですが、やっちゃったんですかね。

 

 

はい

今回は「ジェーン・ドゥの解剖」を紹介しました。

良いホラー映画でした。観てみてください。