「レディ・バード」 ☆10
お金は人生の成績表じゃない
今回は「レディ・バード」を紹介します。
監督は、グレタ・ガーウィグ。
今月27日に公開される「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」の監督、脚本をしています。「レディ・バード」を観て期待が高まりました。
役者としても活躍されているんですね、ウェス・アンダーソンの「犬々島」に出演しています。
主人公は、レディ・バード。
本名はクリスティン。親につけられた名前が嫌で自分でつけた名前がレディ・バードです。演じたのは、シアーシャ・ローナン。この人も「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」に主演として出演しています。ますます楽しみになってきました。
レディ・バードの親友を演じたのは、ビーニー・フェルドスタイン。とっても感じの良いキャラクターでした。
いつもは主演+何人かを紹介するのですが、今回は魅力的なキャラクターが多かったのでたくさん紹介します。
レディバードの恋人のダニーとカイルを演じたのはルーカス・ヘッジズとティモシー・シャラメ。
ティモシー・シャラメは、またまた「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」に出演しています。Netflixの「キング」や「インターステラー」にも出ていますね。
90分程度の映画なのに恋人役2人て面白いですよね。
そしてレディ・バードの両親。
母親をローリー・メトカーフ。「トイストーリー」などのアニメ声優として活躍しています。
父親をトレイシー・レッツ。
2人とも良かった。
続いて、レディ・バードの親友その2。
ジェナを演じたのは、オデイア・ラッシュ。イスラエル出身の役者です。中東の女性は綺麗ですよね。
ミゲルは、ジョーダン・ロドリゲス。
シェリーは、マリエル・スコットが演じました。
シェリーはセリフも少なく、あまりストーリーとは関係ないポジションなのですが、個人的に一番好きなキャラクターになりました。
あらすじ
主人公は、サクラメントの田舎に住む高校生のレディ・バード。彼女の家は貧乏で、お金がない。ニューヨークの大学に行きたいが貧しいので母親が反対して喧嘩になって、と母親と衝突ばかりしている。大学を諦めきれない彼女の学生生活を親友や恋人たちとの関わりを通じて描くコメディ要素あり、の家族愛をテーマにした作品。
感想
この映画はレディ・バードの高校生活を大学進学まで90分でテンポよく描いています。キャラクターが魅力的で観終わった後はどのキャラクターも好きになれました。
この映画は親子愛をテーマにしたものだと私は思うのですが、終盤は泣けましたね。
手紙の内容知りたかったなあ。
でも明かされないのも良いですよね。
* 「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」は新型コロナウイルスの影響で公開延期されました。初夏の予定だそうです。