ジョーカー (おすすめ映画 評価5)
理解できないさ
久しぶりの映画でした。
今回は「ジョーカー」を紹介します。
監督はトッド・フィリップス。「ハングオーバー」シリーズの監督をしていますが、私は今作品が初でした。
主演は、ホアキン・フェニックス。以前紹介した
her/世界でひとつの彼女 (おすすめ映画 評価4) - 首を長くして書く
で主人公のセオドアを演じていましたね。
とにかく素晴らしかったです。
彼の隣人としてザジー・ビーツが出ていました。魅力的です。
物語は主人公、アーサー・フレックがジョーカー になるまでを描いています。
限界で溢れ出しそうな思い、ギリギリいっぱいの意識が冒頭からゾクゾクと伝わってきます。演技ももちろんですが、そうした雰囲気が伝わるのは音楽の存在が大きいですね。全体的に暗く力強い音楽が流れていました。
アーサー・フレックに当てられる不条理の波が限界ギリギリの彼を追い込んでいく様子が演技、音楽、カメラ全てを通して伝わってきました。
夢中で観ることができました。
1つ気になったのは効果音です。
銃の音がとても大きくて、インパクトを与えたい為かも知れませんが、うるさかっただす。効果音を大きくして印象を与える映画ではないので、そこは個人的にですが残念でした。
とはいえ、そんなことはどうでもいいと思えるほど、良い映画でした。
すぐに2回目が観たくなりました。
「ダークナイト」が観たくなりますね。
ジョーカーを知らなくても楽しめる映画だと思います。私の「ダークナイト」でしか観たことがありませんでしたから。
今回は「ジョーカー」を紹介しました。公開中です。是非。